我が家の秋のお庭を華やかにしてくれているのは、ガーデンマムです。
丸いフォルムがとても可愛くて、次々と花を咲かせてくれます。去年の秋に初めて迎えて今年が2年目となりました。
今回は我が家に起こったトラブルや年間を通しての育て方のポイントを紹介したいと思います。

ガーデンマムとは
科名 | キク科 |
属名 | キク属 |
耐性 | 耐寒性多年草 |
水やり | 乾きに注意し頻度を高めにたっぷり |
置き場所 | 1日中日の当たる場所 |
最低温度 | 約-15℃まで |
開花期 | 秋~晩秋 |
ガーデンマムは、菊の改良品種で、庭植えで育てやすいのが特徴です。 鉢植えの場合も屋外で管理することで、ボリュームのある鉢植えがつくれます。
長く花を楽しむためにやることは?
出来るだけ長い間、花を楽しむために我が家でも以下の事に注意しています。
- 花殻をこまめに摘む
- 成長期には、肥料をたくさんあげる
- 日光にたくさん当てる
1.花殻をこまめに摘む
咲き終わった花殻はこまめに摘むようにしています。花の下には次に咲く花の蕾があります。花殻を摘む事でその下にある蕾にも日光が当たりまた咲いてくれます。
2.成長期には、肥料をたくさんあげる
春から秋にかけての成長期に我が家では約2週間に1度のペースで液体肥料をあげています。
3.日光にたくさん当てる
冬が終わり成長期になると、日光にたくさん当ててあげています。去年、ガーデンマムを購入した時に、始めのうちは午前中にしか日の当たらない東側に置いていたら、蕾があるのになかなか開花しませんでした。そこで、日光が1日中当たる南側に移動させて管理したら、あっと言う間に開花して日光の大切さを学びました。
我が家で起きたトラブル
アブラムシが大量発生!
新芽がたくさん芽吹いてきた3月ごろ、ふとガーデンマムを見るとアブラムシが大量に発生!
手で取れるものは取って、殺虫剤を散布して駆除しました。
なので、来年の春は2月末頃に殺虫剤で早めに予防をしたいと思います。
春に花が咲く??
5月ごろ、ガーデンマムを観察していると、蕾らしきものを発見。置き場所によっては、春を秋と勘違いして花が咲いてしまうこともあるそうです。その場合は、剪定して花が咲かないようにします。春咲いてしまうと、秋にはもう咲いてくれないとのことです。
春にガーデンマムを観察して蕾がないかのチェックを忘れないようにしてください。
来年も咲かせるための育て方のポイント
晩秋〜冬
- 11月の終わり頃、花が咲き終わったら、株元10センチ程までバッサリ剪定して冬の寒さに耐えれるようにします。
- 強い霜が当たらないように我が家では、日のよく当たる軒下に置いて冬越しさせました。
- 冬に間は、水やりの回数を減らし、肥料もあげません。
※見た目は、枯れたように見えますが、根は生きていて春になると必ず新芽が出てくるので安心してください。

早春〜春
- 新芽が多く成長してきたら、ふた回りほど大きい鉢に植え替えます。ガーデンマムは成長スピードが早いので大きめの鉢への植え替えが良いと思います。または、地植えにしても良いかもしれません。
- 置き場所は、軒下ではなく日光の良く当たる場所に移動させます。
- 肥料を定期的に与えます。
※アブラムシのに被害に遭わないために、早めに殺虫剤をしておくことをおすすめします。我が家では、土に撒くタイプの殺虫剤も使用しています。
晩春〜夏
- 梅雨の長雨による蒸れを防止するのと、花芽を増やしてあげるために、梅雨前にバッサリ剪定してあげます。
- 引き続き、置き場所は、日光の良く当たる場所で、たっぷりと水を与えます。
- 肥料も忘れずに定期的に与えます。
※前述のように秋と勘違いして蕾をつけることがあるので、その場合は剪定を必ずしてください。

秋
- 日光の良く当たる場所に置き、たっぷりと水と肥料を与えて花を長く楽しみます。
※短日植物のため、人口灯の影響を受けると開花しないこともあるので、なるべく外灯や明かりが当たらない場所に置きます。

秋のお庭を彩ってくれること間違いなしのガーデンマム。ぐんぐん成長して、年々ボリュームのある花をたくさん咲かしてくれます。ぜひ、育てて見てください。
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